議長就任祝賀会のご報告

過日、千代田区議会議長就任祝賀会を開いて頂きました。その場にてご参加頂きましたみなさまに私、小林たかやが今何を考えこれからどうしたいのかをお知らせさせて頂く機会を頂戴しました。その際お話しました内容の一部を下記にまとめてお知らせいたします。

経歴について

・議員秘書や民間企業会社員の経験を経て36歳で区議会議員に初当選しました。

・議員は区民と行政のイタバサミの身立場上、数々の苦悩や葛藤がありましたその時には少しでも区民のプラスになる方を選んできました。

・一期目から委員長職に就き、一時は自民党を離れるなど様々な経験を重ね8期目となる現在、議長に就任して、改め(あらため)て思うところ、大であります。

首長と議会(二元代表制)について

・区長や議員が選挙でえらばれ、区長が行政運営し、議会がチェックするというのが二元代表制です。改めて議会の権能を実感しています。しかし、急速な人口増加により区民ニーズは多様化してきており、ともに選挙で選ばれた首長と議員が緊張関係を保ちつつ、それぞれの役割で提案、統制、監視することとしていますが、それでだけでは解決できない問題が増えています。

・住民の代表である首長と議員との二元代表制があらゆる地域の問題を解決するための経営判断と責任を共有することが大切。

それが実現していないと、再開発や大きな工事も一向に進みません。例えば、四番町公共施設整備、歩道拡幅街路樹など。

本区の財政状況について

・予算規模は一般会計で600億円

・収入の根幹となっている特別区民税は150~160億円程度

・実は、本区は固定資産税と法人住民税であがりが3,500億円もあるが、都税として徴収され、一定のルール(都区財調)により東京都と23区に再配分されている。本区の取り分は60億円程度、還元率3%です。

・一方で、国が進める税(ぜい)財政(ざいせい)制度改革

ふるさと納税10億円や法人税の実効税率、消費税交付金などの偏在是正措置により、本区の収入への配分は毎年マイナスが大きくなって来ている。

区を活性化するために

・千代田区の魅力を広く伝える。その魅力は区民に取って感覚的に当り前なので意識的に外部への発信をしていないのかも知れない。

江戸・明治の歴史や偉人、建築が残っている。
例えば、日本の建築家である辰野金吾。千代田区では、重要文化財の東京駅 関東大震災で焼失していますが万世橋駅を作っています。こう言う人や歴史的建造物を伝えなくてはいけません。

・資源(ヒト・モノ・カネ)の流入や循環を高めることが重要です。
本区の様々な豊富にある地域資源をどのように活用して行くかです。

※地域資源とは多様な主体(企業、学校、町会等)や多世代交流(子どもから高齢者、新旧住民)歴史的建造物、神保町古書店、小川町スポーツ店街、丸の内ブランドストリート、秋葉原、人気グルメ店などなどです。

コミュニティの形成・活性化について

・コミュニティを醸成するということから一歩進んで、これからは地域で様々な事業を行ったり、合意形成を行ったりする運営組織が必要。生活実感がない行政のみに頼るのではなく地方自治の主役である区民が表に出なくてはならない。出られる体制づくりが必要。

・行政は区民と協働を実践する公共の場を整備し、協働にたずさわる人材の育成を図ることが役割である。

・区民が主役のまちづくりを実現するための拠点づくりが住民同士協力して地域の課題に取り組むことにもつながる。

千代田区の未来のために

・このように急速に変化する社会・経済状況の変化に対応するため、千代田区も自らが変わっていかなくてはならないのです。

千代田区は区民に最も身近な政府です

・区民生活に必要となるサービスの提供は、区だけではなく、国や都がそれぞれの役割の中で行っているが行政は、縦割り。そのはざまにあるサービスは責任の所在があいまい。区民にはまったく、関係ないのです。

・身近な政府にすることが我々の使命。

・私たちは、区民が実際に生活する場において直接住民と触れながら、社会状況の変化に対応し、きめ細かなサービスを提供する役割を担っている。

・それができるのは区民に最も身近な自治体である区であり、身近な議員である。我々が地域の経営主体の第一線を担っているのであります。

まだまだ、やりたいことがたくさんあります。
引き続きご指導ご支援よろしくお願いし、議長就任のご挨拶といたします。