国の財政も、最後は「人の暮らし」のために

8月24日付の日本経済新聞の1面コラム「春秋」を読み、考えさせられました。

カフカの小説『変身』から話が始まり、最後は日本の財政について触れています。

特に心に残ったのは、

「成長が財政の健全化をもたらす」

という考え方です。

国や自治体の財政を考えると、「いくら削るか」「どこを減らすか」という話になりがちです。

もちろん、無駄をなくすことは大切です。

しかし、私は政治の目的は、帳簿の数字をきれいにすることではないと思っています。

地域に投資し、人を育て、経済を元気にする。その結果として税収が増え、財政も安定していく。

「財政を守るために暮らしを削る」のではなく、「暮らしを豊かにすることで財政も強くする」。

地方議員として区の予算を審議するときにも、忘れてはいけない視点だと思いました。

夢から覚めたとき、この国がどんな姿になっているのか。

その姿を少しでも良いものにするのが、政治の仕事だと思います。