千代田区選挙人名簿登録者数

人口減少の日本、増え続ける千代田

先日、選挙管理委員会事務局より基準日令和2年9月1日時点の千代田区選挙人名簿登録者数が公開されました。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/senkyo/sedo/mebo.html

有権者数や男女の別、日本人外国人の別なども表記されているものがあります。
3カ月おきに出ているので昨年12月まで遡ってみてみると、少し興味深い数字が見えてきました。

2019年12月の数字を元に今回迄の日本人の千代田区民の人口推移と外国人の推移を見てみると、増加率は日本人が102%、外国人は93%となっていました。

先日発表された森記念財団都市戦略研究所による「日本の都市特性評価2020」http://www.mori-m-foundation.or.jp/ius/jpc/ では東京23区内で千代田区が3年連続で首位となるなど区としての魅力、都市力は育まれ続けていると確信しています。しかし千代田区は昼間人口であるビジネスマンが多いエリアな上に、緊急事態宣言解除後もリモートワークを推奨する企業が多い為、特に飲食店の皆さんには今までにない大変な状況であると痛感しています。
こんな状況下でも、千代田区の日本人人口が増加傾向にあるというのは、大変ありがたいことで身の引き締まる思いです。一方で外国人人口が減少傾向にあるのは、様々な推測もできますし、日本全体として在留外国人の推移の直近分が明らかになっていない為一言ではいい難いところですが、少なくとも千代田区単体で見た場合、彼らにとって住まう魅力や安心を提供しきれていない弱さでもあるのかな、と感じます。
改めて、住んでよし、働いてよし、訪れてよしの千代田区を目指して今後とも微力を尽くして参りたいと思います。