2008年度(平成20年度)の予算要望をH19年11月22日提出していまして・・・その1

2008年度(平成20年度)予算・政策および推進プログラムに関する要望書

2007年11月22日

千代田区長 石川雅巳 殿

ちよだの声   寺沢 文 子

        小林 たかや

ちよだの声-2 小枝 すみ子

        下田 武 夫

2008年度予算・第3次推進プログラム策定にあたり、次の事項について、申し入れます。

1、民営化について 千代田区の経常収支比率は85パーセントを目標にしてきたが、

65パーセントまで切り詰めた。

一方、矢継ぎ早の民営化により、行政サービス現場の混乱や住民満足度の低下も

散見される。

そこで、1)子どもの福祉施設(保育園・児童館)の性急な民営化プランを再検討されたい。

2)やむをえず、民営化を行う場合には、パブリックコメント、当事者アンケート、

関係者協議会など、充分な参画のもとで、時間をかけて、方針決定をすること。

3)民営化実施後については、「住民満足度」をリサーチする、客観的かつスピーディー

なモニタリング手法を確立し、実施する。

2、区有地活用 旧千代田区庁舎跡地を含む多くの区有地の将来について

1)開かれた公開討論会、住民議論の場をつくる。

2)学校跡地、保健所跡地等で、万一売却処分をせざるを得ない時は、

そのルールを明らかにする。

(公有地由来の歴史を明らかにする。パブリックコメントを行うなど。)

3、地球温暖化対策について

1)条例成立後、地域推進計画の策定、経済的支援等の具体的内容については、

引き続き住民・事業者との綿密な協議のもとに行う。

2)地球温暖化対策カレンダーなど住民に身近な生活ツールによって、積極的キャンペーン

を行う。

3)区内大使館・新聞社などの協力を得て、子どもと住民の地球温暖化対策国際シンポジ

ウムなど住民集会を行い、都市住民が果たせる役割を、住民とともに考え、住民とともに

推進する。

4、子育て・教育・介護・福祉

1)九段中等教育学校の改善策について

①九段中等新校舎から九段高校校庭へ降りる「空中渡り廊下・階段」の早期設置を

②旧富士見小閉鎖後の授業実施スペースの確実な確保を。

2)小学校区ごとに高齢者が集えるたまり場の確保を。

3)病院退院後の充分な受け皿づくりを。

4)高齢者総合サポートセンターの整備、早期実現。

5)小学校の早い段階から、「性教育」の取り組みを計画的に行い、人間の尊厳を大切にす

る意識を醸成する。

6)子ども施設(保育園・児童館等)の、配置計画および運営主体について、

将来ビジョンの明確化。

5、その他(防災・緑化・まちづくりなど)

1)FMちよだ(コミュニティーFM)の開局、開始

2)避難所のバリアフリー化

3)校庭緑化のさらなる推進

4)子ども参加の公園改修

5)リサイクルセンターの移転、拡充

6)節度ある高さ規制を含む、「総合的まちづくり条例」の制定

7)再開発など補助金を伴うまちづくり手法の事後の効果検証、公表

8)コアになる人材の育成(組織として持続可能な職員採用)