秋葉原に「スマートごみ箱」設置へ――設置後こそ検証を
千代田区では、秋葉原にスマートごみ箱を設置する取り組みが進められています。
区からの連絡では、9月14日の週から基礎工事を開始し、10月末にはスマートごみ箱が設置される予定です。
秋葉原は多くの観光客や来街者が訪れ、ごみ対策が必要な街です。まず秋葉原から始めること自体は理解できます。
ただ、同じようなごみの問題は、神田駅周辺や水道橋駅周辺でも起きています。
秋葉原だけの問題ではありません。
私はこれまで、行政がごみを引き受けるだけでなく、ごみを出す側の責任も考える必要があるのではないかと考えてきました。
例えば、コンビニや自動販売機など、ごみが発生する場所に回収場所を設けてもらう方法もあります。
そうした選択肢がある中で、区はスマートごみ箱の設置を進めます。
今回の事業は、ごみ箱の設置とごみ処分を合わせて7,438万円の予算です。
管理は民間事業者が行い、日頃から区内のごみ収集を担っている区の清掃事務所が直接関わらないことも、今後見ていくべき点だと思っています。
ごみ問題は、現場に立っているからこそ分かる細かな課題があります。ごみのあふれや分別、周辺の清掃など、民間管理で細かなところまで対応できるのか。
そして、秋葉原で実際に効果が確認できれば、神田駅周辺や水道橋駅周辺など、同じように困っている地域へ広げていけるのか。
そこまで含めて検証する必要があります。
新しい取り組みそのものを否定するつもりはありません。
しかし、「スマートごみ箱を設置した」ことが成果ではありません。
街が本当にきれいになったのか。費用に見合った効果があるのか。管理は十分に行き届くのか。
私、小林たかやも設置後の秋葉原を自分の目で見ながら、良かった点も課題も確認し、今後ほかの地域にも広げられるのか、しっかり見ていきたいと思います。
