ちよだの声 FAXニュース21号をお届けします

区議会議員の「政務調査費」(月15万円/人)の使途に住民監査請求が提出されました!

 

新年初の通信で、議員の政務調査費の使途に異議が呈された報告からしなければならないことを残念に思います。これは千代田区にとって、さらに激動の1年の始まりとも言えます。今回の事件、住民監査請求とは、住民が区の支出に対し違法もしくは不当と認められた場合に、監査を要求し必要な措置を求める請求で、今回は議員に毎月支給される政務調査費の使途に対し、監査と返還を求める内容でした。政務調査費の住民監査請求では、かつて2006年に目黒区の議員が「抱き枕」を計上した等数々の不適切な支出があり、議員の辞職にまで発展したことがありました。

今回提出されたものも、議員の私的な使用の疑いを指摘しています。選挙が近いため、政局がらみとの見方もありますが、内容を見ると居酒屋での飲食や、アイスクリーム代等政務調査とは言い難いものも多く、請求はやむを得ないと感じています。今回は、私たちは対象になっておりませんが、政務調査費は税金であることを改めて心に刻み、本年も議員活動に邁進して参ります。