たかや第1回定例会代表質問 防災対策について(超短縮版)

 

 今の喫緊の課題は、勿論、防災対策であると議会も行政も認識しているが、区民の目線で見るといささか不安がある。今回、以下について想定可能な提案と確認を数々おこなった。以下エッセンス・・・

① 大震災後防災会議が未開催。至急開催し、さまざまな叡智を頂き計画に反映すべき。会議に新メンバーとして放送局もメンバーに加えてはどうか
②発災時には電話回線がパンクする。通信手段として、所定のデジタル無線機の機能周知や運用を確実に。無線機291台のランニングコストは
③災害時における職員の時間ごとの参集想定人数は把握しているのか。また、防災課と危機管理部は同じ場所に居るべきではないか
④「帰宅困難者」と言う名称は非常に誤った認識を与える。本来、非常時の力になる在勤者等が、帰宅困難者意識を持ったままだと積極的に意識が損なわれる。名称変更を行っては
⑤河川と空の活用について、防災船着場の役割と3.11での活用なされたか。空の活用について、区内のヘリポート数及び主要建物にヘリサインの掲示を
⑥防災訓練をオール千代田で8月31日夕刻から9月1日まで行う一斉開催をしては
⑦避難所や自主防災組織の立ち上げには防災リーダーが必要不可欠である。そこで千代田区型防災リーダーの育成と研修を始めてはどうか。

 ①今夏に国や東京都から被害想定が出た後、本格的な見直し作業となるが震災直後は緊急対応等があり開催できる状況ではなかった。防災会議の意向を聞きながら新たな構成委員も検討する必要がある
② 配備中に震災があったが、配備された一部とは比較的スムーズな通信ができた。その後配備した箇所も通信訓練や点検を実施している。年間約5,000万円
③災害の程度によって異なるため流動的だと考えている。また、組織の場所は平時から緊密に連絡をとっているため、現状でも非常時の対応が可能である
④名称は統一的であるべきであり、国や東京都の動向を注視していく
⑤3.11では水上輸送を必要とする事態にはならなかった。消防の確認でヘリポート11箇所、区指定は、5箇所。ヘリサインは今後検討していく
⑥今後の課題として受け止める
⑦避難所開設訓練の反省会の意見を踏まえ、新たな若手の人材発掘等、避難所での研修訓練を実施していく。