ちよだの声 FAXニュース10号をお届けします 

<ちよだの声&声民主>通信No.10

~~~2011年(平成23年)、年末にあたり~~~

★★ 3月の東日本大震災・福島原発事故、4月千代田区議会含む統一地方選挙、7月意見が二分する中、旧庁舎跡地への高齢者サポートセンターと九段坂病院合築計画の本格稼働、8月大山副区長の突然の解任劇、12月千代田区初の区議会決算不認定、波乱の2011年が終わろうとしています。
★★ こうした対行政、議会内の対立状況の中で、2012年は千代田区長選の前年、すなわち候補者選びの一年であり、これまでを総括しこれからを生みだす一年となります。福祉や環境においては一定の成果が出せた石川区政、一方で、区有地の対応については暴走が目立ちました。
人口5万人回復がほぼ達成されたものの、コミュニティーができにくい大規模開発やワンルームマンション増加など、地域にさまざまな問題も発生しました。
★★ 2012年は、千代田区を構成する一人一人の声を聞き取り、3.11によってこの国の「安全神話」が崩壊したことを教訓として、地域から立て直す一年にすべく行動してまいります。さらに、被災地の思いを共有し、一人ひとりができることを最大限に実行する一年にしたいと思います。

≪企画総務委員会12月20日報告≫
富士見地区リセフランコジャポネ(フランス人小学校)跡地計画に、野村不動産の25階建マンション計画に対する住民の陳情を、『中層の良好な住宅地を形成する』とする都市計画マスタープランに添って、事業者と協議するよう、委員会として全会一致で趣旨採択しました。神楽坂や表参道、麻布十番などにぎわいのあるところに「まちづくり」があり、千代田区もがんばり時です。
※ 地区計画のない地域【富士見、九段南・北、神保町、猿楽町など】は、規制緩和による手法(天空率)をもちいて、これまででは考えられないような高さのものが建てることが可能です。私たちは、来年早々にも、これらの地域に地区計画の網をかけるよう求めています。         (小枝・小林た)

≪生活福祉委員会12月22日報告≫
「第5期介護保険事業計画中間のまとめ」「2012,13年度後期高齢者医療保険について」報告がありました。高齢者が増えると共に介護が必要な人も増えます。次年度からの保険料上昇は避けられない状況です。施設を利用しないで暮らし続けられる「定期循環型・随時対応型訪問介護・看護」の導入が見込まれていますが、運用のなかで利用者に添った仕組みになるよう取り組んでいきます。
「後期高齢者医療制度」についても医療の必要度が増す75歳以上の方々を保険制度で対応するというのは立ち行かなくなるのが目に見えています。保険料負担が重くなるなかで経済的弱者に手厚い対策、相談体制を求めました。次回1月25日の委員会に詳細が示されます。                     (寺沢)
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