福島第一原子力発電所の事故を受けて都内の環境放射線測定中(千代田区HPより)

今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、水道水の放射能の調査も開始しました。

東京都内の放射線量モニタリングの結果、3月15日午前10時に測定された放射線量は、1時間あたり0.809マイクロシーベルトでした。これは、通常レベル(0.035マイクロシーベルト)の約20倍です。
測定された0.809マイクロシーベルトは、年間では7,087マイクロシーベルトに相当しますが、年間で100,000マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)以下であれば、健康や環境に影響が出ることはないと言われています。
(参考:胸部レントゲンの撮影では、1回あたり60マイクロシーベルト程度の被爆があるとされています。)
そのため、現在の放射線量は健康に被害を及ぼす量ではないので通常の生活では問題ありません。またその後、数値は下がっております。今後も24時間継続測定し、1時間ごとの結果を東京都福祉保健局のホームページで公表していきます。

◆都内の環境放射線量調査1日単位の測定結果
http://113.35.73.180/monitoring/past_data.html

◆ 1時間ごとの測定結果
http://113.35.73.180/report/report_table.do

これを見て、自分なりに数値がつかめますね。